Vol.9 生き心地の良い社会の作り方
9回目となる「イマココ」の対話企画。
今回は、今よりももっと暮らしやすい社会を作ろう!という野望的な(笑)内容です。
障がいのある人・ない人の“ともに”の場をつくる活動をしている手話通訳士の北村さんから話題提供いただきます。
身近な事例から(人によっては)目からウロコの事実が次から次へと現れます。きっと、新たな視点が覚醒するはず。
そうなったら、きっと新しい社会のあり方が「自然に」見えてくるのではないでしょうか。
話題提供者
北村まさみさん
手話通訳士
入院時の不自由な体験をきっかけに、手話を学び始めた北村さん。以後、身体障害を持つ人と共に過ごす際に、自分が持たない感覚に気付き、学ぶ機会を多く持ち、ただサポートする対象なのではなく、共に歩んでいく隣人として意識するようになりました。
そして現在、身体状況の多様な人たちとの交流を通して、互いを知る機会を設ける活動を行なっています。
「障がい者」とされてしまっている人たちが“普通”に過ごしていける社会のあり方を考えられることが、多様性を認める社会と言えるのではないか?と考える北村さん。
そこには効率を求め、画一的に統合されつつある現代社会の「世知辛さ」「生きづらさ」を克服するヒントがあるのかもしれません。
多様な人間の一人として、誰もが生き心地の良い社会にするために、自分がやることやって欲しいこと。見つめるきっかけにしてみませんか?
講座の雰囲気