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(2014年6月17日開催)

Vol.4 これからは農でなくちゃ!~命を育む現場から

Know Farm, Know Life. Yes! 農!

おいしい野菜、食べていますか?
食べたものがあなたの身体を作ります。ふだん食べている食べ物は、どんなところで作られているのでしょうか?
直接野菜や卵を届けている現場から見えてくる「今の私たちの暮らし」が今回の題材です。

国際競争力とか経済効率性といった言葉に翻弄されているように見える農業ですが、そんな大変でネガティブな印象などどこ吹く風といった感じに八郷の土地で多方面に活躍する茨木さんをお迎えし、私たち自身の「今ここにある暮らし」を見つめ直す機会とできればと思います。

話題提供者

茨木泰貴さん

暮らしの実験室やさと農場スタッフ。八豊祭実行委員長。32歳。

環境問題への意識から、自然と共に生きる道を求めて、農の世界に入って10年。
鶏と豚を飼いながら、その肥料を使って野菜、お米を育てる循環型の農的生活を送っている。
最近は、鶏の屠畜の講師依頼を受ける事も多く、食べる事と社会の繋がりについて考えてもらう機会を作っている。

八郷の魅力を伝えるローカルフェス「八豊祭」(フェイスブックページはこちら)の実行委員長としても、地域の人々と輪を広げながら活躍中。


講座の雰囲気



アンケート


1)あなたのこれまでの農的な暮らしやイメージはどのようなものでしたか。また、気になっていつつも取り組めなかったことなどはありますか?


・(農的な暮らし)自分で育てた野菜を食す。(つくるまでに化学肥料とか除草剤とか使わないイメージ)
・(イメージ)土のそばにいる、土がそばにある、土に触れる。
・大変(農作物の世話を毎日)だけど自分で作ったものを食べる喜びのイメージがありました。栄養バランスを考えて食べている。
・農的暮らししたい!実験を一人でするのはしんどいけど、みんなでやったら楽しい!自分の作った野菜だけでクッキングしてみたいが・・・。
・これまでの農的なくらしでは日常的な作業の側面が強かったですが、改めて今の自分の生活を暮らしの外側から眺めると、色々気づかされました。
・畑作体験から…農は片手間ではできない。作物と向き合って逃げない気持ちが必要と感じている。
・少しずつできることを増やしてきた5年間でした。季節を身体で感じ、二十四節気ならぬ七十二候を体感できる(リアリティがある)暮らしができることに、改めて感謝の気持ちが出てきました。
・「農的な暮らし」という言葉が、いまいち実感できていません(とこりさんの話で妙に納得できました)。食品(農)の安全については興味をもちつつも、あまり深く考えていなかったんだと思いました。
・誰でも意識しててもしてなくても、繋がっているもの、切り離せないもの。
・(今までとりくめなかったこと)天気を予報に頼っていた。
・できるだけ食べるものを自分で作る、または知っている人が作ったものを選ぶことが農的な暮らしのベースだと考えていた。またそれがあまりにも自分の中で当たり前。
・自給生活。
・イメージ)自然とのかかわり。農作業(=重労働)
・取り組めなかったこと)農産物、食材の出自の確認(スーパーで適当に買ってしまっていた)
・山・里・池・田畑・川・海が季節によって彩りを楽しませてくれる。
・生活の自立度が高い。人のつながりが深い。
・瞳をキラキラさせた、ピュアなロハスの人たちが人生を充実させるために行なっている農と、自分の土地でそれなりに生産性をあげて生活していくため経済活動としての農。この2種類の農の間のギャップにいつもとまどいを感じていた。


2)対話を終えて、明日からの暮らしの中でやってみたいこと、これならできると思ったことは何ですか?

・日中の仕事、お昼に食べるもの、友達との関係、親との関係、もっと手間をかけて。かけられないなーと思ったら、どうやったらいいかなー。を楽しく変えていきたいな。
・日々食べるものへの感謝となるべく自分でご飯をつくる。自然に触れる。
・一つ一つの実験もさることながら、自分のしたい暮らしの全貌をイメージしてニヤニヤしつつ、1日1日やれることからやってみたい。例えば今月はテーマを「創る」にして暮らしに役立つクラフトをしてみるのしてんで、うちにあるものを別の形に変えるとか?
・若い人たちと話をすること。
・本当に何もできない都会人でしたが、コツコツ小さな一歩を積み重ねられて、生きる力を養ってこれて、自信をもらっている日々です。
・テレビをみないって素晴らしいと思います。テレビは時間泥棒で完成を鈍くさせるなー
・テレビを見る時間を少しだけ減らします。ちょっとずつできることに取り組んでみたいです。
・七十二候を感じる暮らし。空を見て天気を読む(天気予報に頼らない)
・米ぬかで油ものを洗う
・何でもシェアの道を想像してみる。実験のアイデアを相談してシェアする。
・二十四節気を身体で感じられるように、進化する。
・食べ物、衣類、家の生産に思いをめぐらせて見る。身近な生産活動に興味を持ってみる。
・米ぬかの洗い物への利用(洗剤代わり)
・二十四節気(七十二候)を深く知りたい。
・実験・創作意欲がよみがえってきた。家庭菜園での実験、パクチーの観察
・野菜・米など食べ物の成分・エネルギーが育てられ方や加工でどれくらい差があるのか分析
・仲間とつながる、共有する、仲間と「ともに」何かをするという行為には、やはり人間としてのプリミティブな喜びがあると思う。自分の現場で自分自身が楽しいと感じることを探す。



参加について

  • 参加費
  • 一般:1000円
    学生: 500円
    ペア割引:1500円
    (お友達、ご夫婦など2人で)

申込方法

  • メール
  • 以下のアドレスにお名前と参加者数をお知らせください。
    imakoko2014@gmail.com

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開催場所

  • つくば市民大学
  • 茨城県つくば市東新井15-2ろうきんつくばビル5階

  • アクセス方法
  • コチラをご覧下さい。

  • 駐車場について
  • *つくば市民大学専用駐車場はございません。ビル敷地内駐車場は"ろうきん"様用ですので、つくば市民大学にご来場の方は近くの有料駐車場をご利用ください。

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