Vol.12 母子劇場「とおくのせんそう」を観る

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◆アンケート内容◆

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アンケート

1)お芝居を観て感じた事、心に残ったキーワードは何ですか?

・貧困と戦争
・モンスターシステムを打破すべく頑張りたい。
・「システムができている」
・むしろ残らないセリフがないくらい、どのセリフも大事な気がしました。
・若者は「戦争に反対!とかいうと友達無くすよ!!」ってほんとに困った現実。22歳の自分の息子も多分そう思っているよ。どうやって伝えるか、どう共感を得るか、若者との話が大事と思う。
・貧しさ・貧困。1日5千円の日当。
・お金がないと生きていけない社会
・誰かのために1日を働くということ。
・戦争で死なせたくないのではなく、わが子を「殺す側」にまわしたくない、という想い。けど殺される側は容易に殺す側へと反転する。これまでひた隠しされてきた統治する側のホンネが現実味を持って迫ってきているように思えた。平和を願うというのは「ぜいたく」なことなのか?そうかも?
・大きなシステム
・貧困層を戦地に、不安定な労働に
・“なぜ「死なせたくない」ではなく「人を殺させたくない」と想わなかったのでしょう?”というフレーズ
・「将来に希望が持てない」…自分の子供達はどうなんだろう。
・「豊かさと平和の国」…ホント?
・社会のシステムに飲み込まれる…知らないうちに。
・68歳です。いつもいつも何故人間は戦争ばかりしているのかを考えます。平和がどれほど大事かを思う日々です。一人の想いが大事。
・「とおくのせんそう」という題名を見た瞬間に「ちかくのせんそう」という言葉が浮かびました。実際に劇を観て、その二つがぴったりと重なりました。「絶望」という言葉も印象的でした。
・生きるということは食べるということで、幸せとは誰かと一緒に食べられるということ。母とは産み、食べさせる人。死ぬ、殺すとはその幸せを奪うこと。なのに貧しさと絶望が、殺しう事に対するハードルを下げる。絶望し、追い詰められると、殺すことにつながる仕事が近づく。しかし選択肢が無くなる?
・最近あったシリアのこともあり、貧困・暴力・うらみの連鎖が厳然とあること、改めて考えさせられました。
・もっと色々な事を知りたいと強く思いました
・蝶々になって飛べないことは分かっているから
・スコーンを食べるときの幸せそうな雰囲気
・絶望を生む社会的システム
・母が子どもを想う気持ち
・豊かで幸せな国 日本
・痛み 命を宿し産む母性 経済中心の政治を動かす人に欠けるもの?
・5,000円の重み 死なせたくない、人を殺させたくない
・貧しい人を作ればリクルートする必要はない。
・貧しい暮らし、平和、仕事。身につまされました。篠原さんのメッセージを受け止めます
・「祈り」となったので自分自身は結構、絶望しているんだなぁと思いました。
・たくさんの人たちが平和や幸せを願っているにも関わらず、その願いに反した方向に向かっている現実があるのも事実。それを変えたりすることができるかは不明。戦争が無くなるとも思えないし、原発がなくなるとも思えない。難しい問題。
・キーワード→希望と絶望
・戦争反対というと友達を無くすというのは極端だと思いながらも、実は自分自身、意見の異なる友人と口論になりかけたことを思い出した。お芝居に流れるメッセージには疑いなく賛同し共感をする。でも同時に(先の友人のように)異なる意見、世界観(「国を護るためには戦争もあり。自分の子どもが連れて行かれてもいたしかたない」とは彼の言葉ですが)を持つ人たちと何をどう話していこうかと…いつも壁に頭をぶつけている。
・日本から遠い所で苦しんでいる人々のことを身近に感じていたいと思う。
・平和とは戦争の無い世界とは
・お金がない人間が戦士として巻き込まれていく
・息子が「自衛隊に入ろう」と思う動機がやや不明→ネトウヨ・ヘイトスピ
・日本の里親の母の葛藤が辛かった。がそこに凝縮していると思った
・西側と中東の対立(搾取)混乱に僕らは無頓着、(ISILに関しても)
・主語
・経済中心の世界
・アメリカとレバノンの若者の貧困が同じ
・日本の若者(貧困層)は戦争が起きればいいと思っている→「戦争反対」と言うとハブられる?
・世界の大きなシステムに飲み込まれる若者
・戦争ビジネス
・平和=今の暮らしが続く
・戦争に対する「当事者感」。「死にたくない殺されたくない/殺したくない」ということ。女なのでそこ(戦場)に行くのは子どもや男性しか考えていなかったことをふと思いました。お芝居の中でのお母さんは、息子の心配をする立場であったけれど、それはお母さん自身の戦争ではあるけれど、自分自身が戦争に行くことになったとしたら…等々どこからの視点で何を考えて何を見ていくのかということ。
・自衛隊に入ろうかなーという言葉
・つい先日、日本でも低所得の人や奨学金を返せない若者の自衛隊への雇用を勧めていく?ことについて耳にしました。「母親の層の方々が自分の子供達を軍に入れたくない」と言っていたのを聞いて「なにを大げさな」と思ったことが2年前。でも日本もだんだんに危険なほうへ向かってきてしまっているなと日ごとに感じます。
・アヴドゥールと僕が世界の大きなシステムに飲み込まれていく。
・「死にたくない殺したくない」周りの小さき命を一気に思い出しました。妹をはじめ友人達の娘や息子達が心から安心して暮らせる日本。そして海外の友人達の大切な娘や息子達も同じです。
・息子を育てるマイムに涙が止まりませんでした。
・「戦争反対と言うと友達無くす」
・母のパントマイム
・豊かで平和な国作られる貧困層。
・日々、物と時間に追われどうしてこうなんだろうと思う日々です。息子がこの春から家を出るので、大丈夫と思いつつ今はどんな方法で闇が近づいて来るのか分からない、そんな不安もあります。お母さんのマイムに涙が出ました。
・派遣、仕事の制限、同じ 殺したくない システム
・とても良かったです。日本・ガザ・アメリカと国は違っても同じ状況にあることが事実の積み重ねによって自然に入ってきました。また、西山さんのマイムで母親が子どもを思う想いも、どの国も同じである事に希望と力を感じました。


2)対話を重ねて気付いた事、心に残ったキーワードは何ですか?

・みんなこわいんだ。平和な「今」を失いたくないから武力で相手を押さえ込もうとする。同じように怖いなら、平和で居たいなら、きっと話せる共通項があると思う。
・サスフル システムを変えなくてはいけない。個人の微力は無力じゃない。
・演劇→希望のあるラスト
・あまりにもリアル。「ちかくのせんそう」=「とおくのせんそう」
・月「5,000円」の負担  貧困=月5,000円の重さ
・「平和を願うと友達なくなるよ」
・抵抗するのではなく、まなびと対話によって守っていく。
・抵抗ではなく(敵を作るのではなく)システムを変えるために
・小さい力は微力ではあるが無力ではない。
・自分が家に居るのが昔から嫌いだったな、と改めて思い出した。家族との関係性も含め、箱だけじゃなく場としての役割ってあるなーと。あとは完璧を求めすぎていたかな?少しずつ作っていきたいな、と思って試行錯誤中です。
・自分が平和であれ、自分で考える。
・武力導入積極派も反対派も、平和を守る手段が違うだけ
・自分の「伝えるツール」を探してみたくなりました。微力でも無力ではない
・平和を手に入れるためにはそれを阻害するものと戦わなくちゃいけない。でもそれは抵抗するだけではなく、学ぶことでもできる。
・5,000円は日当1日分…でも1ヶ月のうち1日誰かのために働くということもできない、心と現実の貧しさを感じた。<作者・篠原さんの言葉>
・敵を作ってやっつけようという気持ちで書いていたらダメ。いつかパラダイムシフトがおきると信じて小さい活動を続けたい。
・「対立していると一見思う相手も“平和を失いたくない”という思いは同じなのではないか?」→理屈じゃない根っこを探る対話の仕方って何だろう?って思いました。そういう対話を促せる人になりたい。
・「微力だけど無力じゃない」
・とにかく色々な人たちと雑談をする事かな。少し不真面目に、あまりみなさん良い人過ぎるような気もしました。
・異なる価値観を持つ人とどのように対話をつなげていくのか、課題を与えられた気がしました。
・いつも話している相手と違う人たちとゆっくり対話する、ということがとても大事だなと感じました。いつもの思考パターン、会話のパターンとあえて外して、じっくり対話するって、最初は少し大変ですが、やってみると新たな発見がありました。
・お金の使い道をよく考える
・世界の平和は自分とその周りの平和から
・どっちに決め付けず、中立にいる「しぶとく聴き続ける」
・一人ひとりがシステムを変える。小さい力は微力だけど無力ではない。
・「せんそう」や「平和」について話したけれど、結局自分と周りの関係性の中の全てに通じることかなと思いました。嫌われるのが怖くて、空気が重くなるのが嫌で、皆はそんな事考えたくないんじゃないか…って、やらない理由を外に求めて言い訳していましたね。
・明日から何ができるかで言うと、まずは知り合いを作る。自分のパートナーとこの想いを共有して、私一人じゃなく一緒に何かできるかを考えてみようと思います。
・ありがとうございました。お芝居めちゃくちゃ感動しました。
・システムを変えていく 小さいつながりで動かしていく
・「平和」と声を出すこと、足元から、自分が平和であること
・話すこと 母性という希望
・篠原さんの「一人一人がつつき続ければある時点で突然パラダイムシフトが起こる」という話は、とても希望の持てるものでした。時として現実につぶされそうになる今日この頃のニュース。自分の足元が本当に大切でこの今の日常が本当に大切な瞬間瞬間なんだな、と再認識しました。ありがとうございました。
・「子どもの将来」
・「大切なもの、気持ちを持ち続けること」一人の力でも無力ではない
・ご主人の立場を考えるがゆえに「公の場で本音を言えない。集団的自衛権に反対と言えない」という友人がいます。少なくともそういう恐れや遠慮をしないで自由に物事を語れる場を失いたくないと強く思いました。 自分で大きな場作りをしなくても、その友人の話を聞いてあげられる存在でい続けようと思います。
・どのように関心のない人に伝えたらよいか。
・母性の感じ、中立、友人の話、旦那と妻 仲裁 隣の人・身近な人との平和 里親になることも 家で 脱システム イマココ12回 豊かさくらし 戦争 ボクにとって平和 農 ふかめひろめ 妻と浸りできてる幸せ・NJも恵まれている 仲間 色んな人生き方 平和につながる手段方法→暮らし
・イマココ最終回(仮)のテーマが戦争というのは素晴らしかった。豊かさに始まり、衣食住、エネルギー、マイノリティー、セルフケア・・・と平和につながる手段は身近な暮らしだという事がこのシリーズのテーマだったと思う。僕にとって平和とは農的な暮らしを続け、深め、広めていくことです。幸いにも、この回に妻が参加していたり、同じ志を持った仲間にも恵まれ、そうした人たちと暮らせることは本当にありがたい。幸せなことだと改めて深く感じさせられた。そして遠くの戦争。日常では狭くなりがちな視野を広げ、社会の問題を自分の生き方の中に取り込んでいくこと、葛藤を引き受け、常に中立を守り続けることの難しさ、尊さにも気付かされました。1年間、どうもお疲れ様でした。
・想像力を持つことが大事
・戦争があればいい→人を殺すこと(現実)を想像できていないのでは?
・世代間での考えの違い。実際に戦争を経験した人としていない人→分かろうとすること、対話が大事。
・自分のペースで自分が理想とする生活&社会を実現させる(自分の周りだけでもいい)少しずつの行動→大きな力へ
・つながる←→知る 物事を、社会を、他人を、家族を、ということの重要性
・対話をする場の大切さ。見知らぬ人とだからこそ広がることがあることを発見しました。
・“戦争”に対する考え方、世代世代で違うのか?なぜ現代の若者の間で戦争に対して好意的な意見が出るのか?
・面白かったです。こういう企画に集まる人たちだから…という気もしますが、ふだん、なかなかこういう話、していないなと思いました。一緒に劇を観た、という共通体験も重要ですね。イマココ、すごーく良い企画をやっていたんですね。全然しらなくって残念。もう1ラウンドやって欲しいです。
・中立の立場。どちらかについて愚痴を言ったり批判をするのは簡単。でも両方を平等にみることができる人が必要。そしてお互い中立の立場で話をできる人たちを増やしたいですね。
・本当に対話で皆で平和にこれからもつながりたいですね。
・平和の事、社会への違和感の事を“どうやって人に伝えるのか”はいつも課題なのですが、今日はお芝居という伝え方を新しく知れました。これからも色々な伝え方を知っていければなーと思います。伝える内容は固まってきたので。
・相手を知るとか認めるとか、自分は開けてると思っていたけれど、最近少し閉じ気味という事は感じています。何なんだろう。でも今日はとても良かったです。ありがとうございました。
・敵を作らない
・お芝居を観た後なので交流が弾んだのだと思いました。こういう場がたくさんあるといいと思いました。小さい規模を無力と考えるのではなく、顔の見える距離だから相手とつながれるのだと考えたいと思います。

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    • 一般:1000円
      学生: 500円
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      (お友達、ご夫婦など2人で)

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      imakoko2014@gmail.com

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    開催場所

    • つくば市民大学
    • 茨城県つくば市東新井15-2ろうきんつくばビル5階

    • アクセス方法
    • コチラをご覧下さい。

    • 駐車場について
    • *つくば市民大学専用駐車場はございません。ビル敷地内駐車場は"ろうきん"様用ですので、つくば市民大学にご来場の方は近くの有料駐車場をご利用ください。

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