Vol.11 住まうと暮らしを考える

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今回は衣食住の「住」を取り上げます。
建築士である永田まさゆきさんは、「農」「自給」「自立」「暮らし」「生き方」のようなキーワードを感じさせてくれるチャーミングな方です。

家って、単なるハコモノ(house)ではなくて暮らしを作る大事な“場”(home)であるはずですが家を作ろうと思うと住宅展示場のように、先にハコモノがきてしまいがち。
家ってなんだろう?
住まうってなんだろう?
うちを建てる建てない、とかではなく「住まう」を考えたい人はだれでも参加OK。
誰の手元にもある「住まう」をちょっと立ち止まって一緒に考えてみよう。


話題提供者

永田まさゆきさん

建築士

石岡市八郷で有畜混合農業を集団で営む「暮らしの実験室やさと農場」の前身「たまごの会八郷農場」(1974年設立)の立ち上げメンバーの一人である永田まさゆきさんが今回の話題提供者です。
1984年に札幌にてアトリエ・オン(建築事務所)を設立。2003年にはNPOあおいとりを設立し、「農的くらしのレッスン」を開講。
原発後の社会に対しても、独自の視点で奥深い活動をされています。
永田さんに関して、自給の森もチェック!

話題提供者変更

札幌からの飛行機が天候不良のため欠航となり、今回、永田さんはお越し頂くことができませんでした。 代役として、次の方にお願い致しました。


話題提供者

渡部信一郎さん

家具と家の相談屋さん「ラ・ビーダ」代表、生活プロデュース担当

住まいと暮らしについて、この方も相当熱く語って下さいます!
残念ながら、農、自給、自立といったキーワードではなくなります。
代わりに、地域社会、過去・現在・未来、といった視点からの話題提供となります。
お話し頂いた後、参加者同士で、住まいと暮らしについて、感想を述べつつ、知見を話し合います。



アンケート

1)心に残ったキーワードはありますか?

・人良し自然良し未来良し
・ちぐはぐな家
・人良し自然良し未来良し・・・・人(自分)と自然と未来の距離感の大切さ
・標準は無い
・団らんのある家
・Quality of Life
・幸せになるために家を建て、家具を買う(作る?)
・人良し自然良し未来良し
・人良し自然良し未来良し…そんな家!家具!そして生き方暮らし方
・人良し自然良し未来良し
・ミズナラがパルプ材に…
・家族・人があってこその家。作り手が見える家には愛着が湧く=クレームが無い。
・自然と人と住まいの調和
・「人間関係がすべてつながった時にクレームが無くなった」物を売るだけでなく、幸せな未来を売る人が世の中に増えたらよいなぁと思いました。
・人良し自然良し未来良し
・人良し自然良し未来良し
・ちぐはぐ~一貫性が無いこと、暮らしの本質が詰められて無い様。
・里山~未来の姿のために地域の人が地域の自然を手を入れるという存在。
・人・自然・未来の三方良し
・家の中心に何がある?


2)参加する前と後で変わった事、新たに気付いた事は何ですか?

・製材するところからラ・ビータさんはやっているんだ!
・社長が山の中に実際に行っているんだ!
・家具と家は暮らしを実現する場
・暮らし方・未来を考えることが住まいを考えること
・自分が家に居るのが昔から嫌いだったな、と改めて思い出した。家族との関係性も含め、箱だけじゃなく場としての役割ってあるなーと。あとは完璧を求めすぎていたかな?少しずつ作っていきたいな、と思って試行錯誤中です。
・2000万でも断熱住宅が建つこと!
・「家とはもともと不満があるもの。より良くするために自分で改善しつづけねばならないという思い込みが、自分に強くあることが分かった。
・「古民家、平屋に住みたい」という夢があるが、良く考えたら我が家は古民家、平屋でした!
・パタンパタンと積み木のように建つ家ではなく、造りながら、修理しながら長く住める家がいいな、造りたいなと思いました。
・住むということは生きるを見つめること。どこに誰とどうやって・・・そしていつまで?家はどのように受け継がれ残っていくのか?個人個人がゆるやかにつながり住まう、新しいシェアハウスの可能性。
・未来は居場所を、自分を大切にできる。一緒に住まう人たちと心地よく過ごせることで可能になるのだなぁと思いました。神様(伊勢神宮)に衣食住の神様がいさっしゃるのもうなづけます。
・未来を考えてなかった事に気付きました!
・人→他人が住みやすく集まれる場所。
・自分の中で幹~一貫性~をしっかりさせたい→格好をつけること
・家を造った事、住んでる事、振り返りできて良かったです。


3)今日の気づきを日常にどう生かしていきたいと思いますか?

・日本の山から家が建てられる!
・林業を応援する方法を考えていきたい。
・未来を考える・暮らしを考えることが大切で、そこから始めたいと思います。
・旦那さんとどこがどうなればいい?(←家だけで無く暮らし方も含め)を話し合いたいと思います。(笑)
・今後建てる家はどうしたいのか、気付いた所、気付いた時にポストイットに書き出してみよう。
・人良し自然良し未来良しを意識していきたい
・今ある暮らしを大切にする。
・人を容れる「ハコ」としての「家」の有り方と、人と人をつなぐ「場」としての「家」のを考えていきたい。
・まずは幸せになるコーナーを部屋の中に小さく作ろうと思います。あとこれから家を作る皆さんには未来の幸せをイメージして作ることを伝えたいと思います。
・自然を感じて暮らしていきたい。
・何のために買うのか?それがどのようなものなのか?衣食住それぞれに考えて答えを出したい。
・住居は暮らしである。自分が建てる家にも取り入れる!
・父親に意見を取り入れてもらう!
・もっと家も自然も大切に、暮らし方も大事にしていけるといいな。

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    • 一般:1000円
      学生: 500円
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      (お友達、ご夫婦など2人で)

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      imakoko2014@gmail.com

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    開催場所

    • つくば市民大学
    • 茨城県つくば市東新井15-2ろうきんつくばビル5階

    • アクセス方法
    • コチラをご覧下さい。

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    • *つくば市民大学専用駐車場はございません。ビル敷地内駐車場は"ろうきん"様用ですので、つくば市民大学にご来場の方は近くの有料駐車場をご利用ください。

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